アーカイブ : 2013年06月

立川防衛協会

昨日は立川グランドホテルで開催の立川防衛協会の総会で踊らせていただきました。

Renka後援会会長の紹介の下でショーをすることができました。いつも会長には大変お世話になってます。今回の出演に至るまで、陰で動いてくださった会長には感謝しております。いつも本当にありがとうございます。

協会の役員の皆さまにもお世話になりました。ありがとうございました。そして協会の会員の皆さまにも喜んでいただけました。踊り終わっても盛り上がり収まらずアンコールがかかりました!準備しておらず、申し訳ございませんでした。正直なところ、まさかのアンコールでした。また、名刺の準備も足りず失礼なことをしてしまい申し訳ございませんでした。

総会の後、後援会の皆さまと反省会を含め大好きなABANさんで日本酒を頂きまがら二次会をしました。{実は総会会場内には会長だけではなく会員の方々がいらっしゃいました!}結果としてショーは盛り上がったから良かったものの、いつも冷静な視点からアドバイスを頂いてますので反省点に気付くことができます。

たくさんの方々とショーを通じて出会えたことに感謝するとともに、今後も繋がりを持てたら嬉しいです。とても楽しかったです!!ありがとうございました。

アフリカの風に吹かれて

本の紹介です

   「アフリカの風に吹かれて」

   途上国支援の泣き笑いの日々

   著者  藤沢伸子 {ペンネーム}   

        東京都出身 NGO職員、開発コンサルタント、JICA専門家などの立場でバングラデシュ、

        ザンビア、ジブチ、シエラレオネなど、途上国開発援助の現地業務を歴任

   原書房 1890円税込

 

私の友人が昨年7月に本を出版しました。紹介するのが遅くなってしまいました。尊敬している人生の先輩でもあり姉のように慕っている存在です。

10年にわたり衛生、医療に関する途上国支援のコンサルタントとしてアフリカで仕事をしてきた彼女。この本は内戦の続くスーダンを訪れたところから始まります。病気や危険と隣り合わせの現地での日々の業務の中、世界各国から集まるスタッフとの人間関係、現地のボランティアの人々、難民の人々との交流などを通して、途上国支援の難しさなど彼女が感じた正直な気持ちが綴られています。

読んだ率直な感想は、アフリカ各国のその年代の歴史や政治体制、経済状況なども書かれていて非常に理解しやすかったです。支援をしていく中で、国の法律の壁によって難民の切実な思いに応えてあげられず、どうすることもできない彼女の姿がありますが、彼女は自分にできる方法で多数の現地の人達を救うんです。中でも、ある少年が当時独身だった彼女に思い詰めた様子で、養子にしてほしい。と言って話が続くのですが少年と彼女とのドラマに感動しました。

彼女は本の中でも、どうしてアフリカに惹かれるのか分からない。と言ってますが、彼女の存在は途上国支援において、なくてはならない存在だと感じました。彼女のことを多くの方に知っていただきたいです。これからも大きな壁にぶつかりながらも誠実に全うしていく彼女の活躍を期待してます。日本のアフリカ支援の話題をニュースでもやってますが、現場で業務をし現実を知る彼女の声は貴重だと思います。難しい問題を抱える大変な環境で働く彼女を応援してください。本は大型書店での注文かアマゾンで購入できます。よろしくお願いします。

 

 

アフリカでの活動のことは、さまざまな新聞雑誌で取り上げられていますが彼女へのインタビュー記事を一部、最後に載せておきます。彼女の仕事ぶりには、すごいなあ~とただただ感心しましたが、普段の彼女はおっとりしていて料理上手。お酒が大好きで一夜で一升飲んでしまいます笑。本には彼女の写真が載ってますが、ほんと美しい女性です。

最も重要な人間同士の息づかい

「あるプロジェクトがうまくいかない理由をレポートにする場合、たいてい”アプローチの仕方や条件に難がある”といった分析になります。実は多くの問題は”人間関係”によるものなんですが、公式な報告書では、個々の事情や感情は反映されません。でも、報告書に載らない生身の人間同士の息づかいが、途上国支援で最も重要なことだと思うんです。」

「支援に来て難民から脅されるとは思わなかった」「原因不明の病気に次々とかかったが、一カ月も経つとピタリと収まった。人間の免疫力の素晴らしさに感動すら覚えた」など、まさに報告書には載っていない、途上国支援の実情と現地で働く生の声が詰まっている。

日々起こる問題にマニュアルはなきに等しく、いい方向への道筋を自分で模索し、判断、実行していくしかない。ひと口に途上国支援と言っても、国連や各国の政府から派遣されたスタッフをはじめ、NGO{非政府組織}、民間会社など、様々な立場の人が世界各国から集まってくる。ザンビア、ジブチ、シエラレオネへ赴いた藤沢さんの場合も、JICA{国際協力機構}、民間会社と、その時の所属先はまちまち。

「英語を生かせる仕事に就きたい。海外なら旅行で行けないような国がいい」と、漠然と抱いた夢は、大学で「友達に誘われて開発経済ゼミを専攻した」ことをきっかけに、途上国支援という具体的な目標へ。国会議員を務めていた母親より「人生の視野を広げるためには、世の中の最高のものと最低のものを経験する必要があるのよ」と常々言われていたことも影響したようだ。

途上国支援における三つの「あ」

誰が最初に言い出したのか、途上国支援の仕事に従事している日本人の間で、よく知られている三つの「あ」があるという。あきらめない・あせらない・あてにしない、だ。「アフリカ人スタッフにコピーを頼むとします。なかなか届かないので何回も頼む。当日になって、忘れていたと言われ、慌てて自分でコピーを取りに行く。すると、肝心の用紙がない。仕方がないので、よそへ貸してもらいに行くと散々ごねられた挙句、余計なお金まで取られる{笑}。日本の感覚だと、このぐらいのことにここまで時間を取られなければいけないのかって驚きますね。でも、似たようなことが毎日起こるので、そのつど気にしていたらストレスが増えてしまうだけです」

滞在したアフリカのお役所では、何を頼むのにも賄賂を要求されるのは日常茶飯事だった。お金のない人からは家族の病気など偽りの理由をつけてお金を無心される。「{日本人に限らず}チャリティ精神が強いと、善意を利用された、信頼してたのに裏切られたという気になり、”二度とアフリカには来ない”と帰国してしまう人もいます。ただ、アフリカ人スタッフの中には、正規の公務員にもかかわらず、国の財政困難のために給料の遅延、未払いのまま働いている人達が数多くいるのも事実です。ですから、私達、支援する側が正しいという前提ではなくて、環境が違う、事情があるということをまず受け入れて、その上で何がベストかを考えていく」

途上国の「自立」は、支援する側の一致した最終目標だろう。けれど、その過程には様々な思惑や考え方の違いが入り乱れている。「例えば、水の汚い地域に援助金と海外スタッフだけで井戸を百基作った事業があったとします。もう一方では、少人数の支援スタッフが住民と協議を繰り返しながら、みんなで一緒に井戸を一基作った。どっちに価値があるかといったら、数字上では前者が評価されます。水が綺麗になることで病気も減りますから、これは大きな成果です。ただ、別の角度でとらえると違う評価が出てきます。他人の作ったものを大事に使うかどうかというと、そうでもないんです。たった一基だけど、みんなであれこれ相談しながらやっと作った井戸は大切にするし、自分たちにも何かできるという気概と自信が生まれ、次の試みに繋がる。数字上はたった一基ですが、そこには目に見えない成果がたくさん含まれているのです。「援助には善の面もあれば悪の面もあり、ひとつの結論はない」確かなのは「お金を持ってくる人に発言力がある」ことで、これはどの世界でも同じだ。

突然、億単位の予算が下りてきて、これを何カ月以内に使えという無茶な要望もある。短期間に多額のお金を消費するなら臨時支給と称して分配する方法もあるが、揉め事の種になるのは目に見えている。予算が多くても少なくても、援助スタッフは人道支援の役に立つ使い道に知恵を絞らなければならない。

「お金を出資している援助機関の都合で栄養失調の子供用の治療センターを早急に建てなければならないこともありました。そのしわ寄せは現場で作業する人達に来ますから、不満も出るし、やる気も起きない。指示を出す自分でさえ無茶だと思うけれど、治療センターが出来れば命が助かる子供が確実にいることも事実です。ですから、そのことを踏まえて納得してもらえるよう、説明する力が求められるのです」

「数字上の結果を出すことも大事ですが、関わる人たちと本質的なところで共鳴できるやり方を探し、それが社会のため、人のためになったと感じられた時が、自分の中での成果だと思ってます」

支援への不満から、大勢に取り囲まれ、一瞬、命の危険さえ感じたジブチの難民キャンプでは、帰国する際、親しくなった難民らから、”こんなことをするのは初めてだよ”と、やぎ革で作った水袋{遊牧民の水筒}の工芸品をプレゼントされた。「自分達の生活が苦しい人達ばかりなのに、お金を持ち寄ってお土産をくれた。その気持ちは嬉しかったです」

現在、途上国支援のプロジェクトの調査・実施を行うコンサルティング会社に籍を置く藤沢さんは、ゆくゆくは社会貢献したい人達の人材育成や、仕事が正当に評価される環境作りに取り組みたい夢を持つ。「私自身、頑張れば多少でも評価される環境にいたから、ここまでくることができました。まったく評価されなかったらモチベーションはきっと下がっていたと思う。ですから、途上国でもその土台作りをしたい」